一升瓶1本につき1円の寄付(平成21年度・最終報告)
一升瓶1本につき1円の寄付について(平成21年度)
国分酒造では、平成19年度より、一升瓶1本につき1円の寄付活動を行っています。(詳しくは、こちらを参照して下さい)
平成20年度はこちらへ寄付させて頂きました。
 
1.第1回目の寄付
平成21年度につきましては、まずは「
病気の子ども支援ネット」という団体(NPO法人)に寄付させて頂きました。
この団体は、病院の小児科病棟にボランティアを派遣し、病気で入院している子供たちと一緒に遊ぶ活動を続けているNPO法人で、病院で退屈している子供たちに喜びを与えると同時に、ずっと付き添っている親にも、ちょっとした安らぎの時間を与えています。
先日、代表をしている、坂上さんにお会いしてきました。現在70名以上のボランティアがおり、基本的には毎週土曜日の午前中に、国立国際医療センターの小児科病棟などに派遣しているとのことですが、資金的にはかなり厳しいような印象を受けました。ただ、「遊んでいる時の子供の笑顔を見ていたら、この仕事を放り出すわけにはいかない」とのことで、坂上さんは必死になってこの団体を運営しています。皆さんも、もしよろしければ、支援して下さい。

2.ご報告
5月に、大阪で行われた焼酎の会で、参加して頂いた皆様から、たくさんの寄付を頂きました。
この頂いたお金を、上記「病気の子供支援ネット」に全額寄付させて頂きました。
参加して頂いた皆様、本当に、ありがとうございます。このように寄付の輪が広がってゆくということは、本当に嬉しいです。
 
3.第2回目の寄付
続きまして、
雄一君に寄付させて頂きました。宮園雄一さんは現在26歳で、24歳の時に、いきなり“拡張型心筋症”という病気を発症し、現在苦しんでいます。雄一さんのお父さんのメッセージを読み、何かしてあげなければという心境になりました。
12月に、目標額に達したとのことです。年明けにも渡米できるように準備をすすめているとのことで、少しでも早く移植手術ができて、良くなることを、心からお祈りしています。

3.第3回目の寄付
続きまして、しほの生命を守る会に寄付させて頂きました。内山詩穂ちゃんは、今年(2009年)の4月から、鹿児島県の沖永良部の小学校に通う小学1年生で、今までは、元気に小学校へ通っていたとのことですが、今年の8月末に病院へ行ったところ、”拡張型心筋症”と診断され、早期の心臓移植が必要との診断出ました。
先般の臓器移植法改正により、日本国内でも、15歳未満の子供の臓器移植が可能となりましたが、実際にできるのは来年(2010)の7月以降とのことで、そんなに時間的猶予もないため、海外での移植を考えていたところ、アメリカの病院での受け入れ承諾が出たとのことで、アメリカでの移植を決意したとのことです。
詳しくは、上記HPをご覧下さい。

4.大崎幸一君の近況について
こんな中、ちょっと嬉しい記事が、九州の新聞に掲載されたので、報告します。一昨年度(平成19年度)、国分酒造から寄付させて頂いた、福岡県在住の大崎幸一君ですが、アメリカでの移植手術を無事終え、今では、テニスをしたりして、元気に生活しているとのことです。
詳しくは、こちらをご覧下さい。

5.とても悲しいニュース
ところが、とても悲しいニュースが入ってきました。
アメリカでの臓器移植を決意し、東京の病院に入院中の内山詩穂ちゃんが、11月16日に、亡くなられました。
8月の発症以来、本当に苦しい3ヶ月間だったと思います。
ゆっくり休んで下さい。心よりご冥福をお祈りします。

6.名古屋のKさんより...
11月中旬、名古屋にお住まいのKさんが国分酒造に来られて、昨年に引き続き、募金を持ってきて頂きました。
Kさんは、「一宴一助」という名前の募金箱を作り、宴会の都度、参加者から募金を集め、今回1年分をお持ち頂きました。
Kさん並びに、Kさんの募金箱に寄付をして頂いた方々に、心より御礼申し上げます。どうもありがとうございます。
頂いたお金は、国分酒造が責任を持って、どちらかに寄付をさせて頂きます。

7.今度は、横浜のMさんより...
12月下旬、いつも大変お世話になっている、横浜にお住まいのMさんから募金が届きました。
Mさんは、国分酒造の「一升瓶1本につき1円の寄付活動」に共鳴して頂き、わざわざ国分酒造に届けて頂きました。
Mさんに、心から御礼申し上げます。
頂いたお金は、Kさんから頂いたお金同様、国分酒造が責任を持って、どちらかに寄付をさせて頂きます。

8.第4回目の寄付
平成21年度の最後となる4回目の寄付は、鹿児島こども医療ネットワークという団体(NPO)に寄付させて頂きました。
この団体は、縁があって、平成20年度から寄付をさせて頂いているのですが、離島やへき地など小児医療の専門医が少ない地域に住んでいる子供が、長期間の入院が必要な治りにくい病気にかかった時に、いろんな支援をする団体です。
私ごとですが、私の長男も、生まれて間もなく、7ヶ月間ほど鹿児島市内の病院に入院していて、中には離島から来ている子供たちもいて、いろんな面で、本当に大変な様子でした。
そんな思いもあり、2年連続で寄付させて頂きました。
尚、上記6,7で記載している、KさんとMさんから頂いた寄付金は、国分酒造の分と合わせて、この「鹿児島こども医療ネットワーク」に寄付しました。
お二人のお気持ちに、心より感謝します。