国分酒造の杜氏・安田宣久
平成4年、国分酒造の杜氏になった”安田宣久”
5年後の平成9年に取り組んだ芋100%焼酎「いも麹芋」が、安田にとって大きな転機となりました。以来、過去にあったものを蘇らせることにロマンを感じるようになりました。
その後、大正時代の造りを再現した焼酎「大正の一滴」や、100年昔の芋を復活させて仕込んだ「蔓無源氏」などの焼酎造りを手掛けてきました。
安田宣久が杜氏になって20年後の平成24年、杜氏人生の集大成として取り組んだ芋焼酎「安田」。今までにないタイプの芋焼酎ということで予想以上の反響を頂きました。
ただ、これに満足することなく、芋焼酎を通して皆さんにもっともっと喜んでもらえるように、更なる挑戦を続けています。
最後に...
平成27年5月、再び、鹿児島県工業技術センターに依頼して、3年目の「安田」(平成26年仕込み)をはじめ、いくつかの焼酎のモノテルペンアルコール値を測ってもらいました。
その結果は以下の通りですが、平成26年仕込み「安田」のシトロネロールの値には、ちょっとびっくりでした。
もう少しまろやかな状態になるまで熟成させて、平成27年11月頃の発売予定です!