「いも麹芋」26度の訳は...
業界で初めて、芋100%の焼酎として発売された「いも麹芋」。
アルコール度数について、「なぜ26度なのか」と、よく質問されます。
その理由は...

平成9年12月、初めて、米麹を使わない、芋100%の焼酎造りを手がけました。
その当時、芋100%の焼酎というのは前例がなかったため、どのような造りをすれば良いか、杜氏の安田も、正直分かりませんでした。
実際仕込んでみたところ、案の定、アルコールもなかなか出ず、かろうじて蒸留ができる状態で、蒸留直後の原酒のアルコール度数は、27度でした。

それから10ヶ月ほど寝かせ、平成10年秋に、初めて発売することになりましたが、タンクの中で更にアルコール度数が落ち、26度になっていました。
初めて発売する「いも麹芋」は、26度の原酒で、900ml瓶で1,000本発売されました。

2年目、杜氏の安田が、試行錯誤しながら、造り方を模索し、1年目よりは、アルコール度数が出るようになってきました。
平成11年春、2年目の「いも麹芋」を発売する際、「初年度と同じアルコール度数で発売しよう」ということになり、25度ではなく、あえて26度で発売しました。

以来、ずっと26度で発売しています。ちなみに、現在では、蒸留直後のアルコール度数が34度程度まで上がるようになってきました。


・いも麹芋(26%)
 1,800ml:2,162円(税込 2,270円 4/1〜 2,335円)
  720ml:1,105円(税込 1,160円 4/1〜 1,193円)

「いも麹芋」は、全国の決められた酒屋さんのみで販売しております。
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