湯燗器
湯燗器発売開始しました!

お酒を温めて飲むというのは、世界の中でも日本だけの独特の文化で、その中で、温めて飲むお酒と言えば、焼酎と日本酒です。
秋から冬になってくると、温かいお酒が恋しくなってくる季節になります。

焼酎の場合、お湯割りで手頃に飲む方法もありますが、ご家庭などで前割りした焼酎を、燗をして飲めば、より一層まろやかで深い味わいを楽しめます。

お酒を燗する場合、電子レンジを使えば簡単ですが、まろやかになったお酒の味わいを壊す恐れがあるので、あまりお薦めできません。

燗をする方法の中で、一番のお薦めは、湯煎(ゆせん)ですが、結構面倒くさいため、家庭などでやっている方は、少ないと思います。

この湯煎が、より簡単にできるように、非常にシンプルな湯燗器を発売することになりました。


向かって右側の器が、湯燗器です。左側が、以前より国分酒造で販売されている、陶器グラスです。


湯燗器の中に熱湯を半分ほど注ぎ、陶器グラスの中に前割りした焼酎や日本酒を入れ、湯燗器の中に入れて温めます。
1合(180ml)程度でしたら、3,4分ほどで、おいしい燗酒が出来上がります。
グラスを湯燗器の中に入れたままで召し上がれば、保温効果がありますので、お酒が冷めることなく、最後まで温かいお酒が楽しめます。

尚、湯燗器が冷たくなっているような場合は、燗がつきにくい場合があります。その場合は、あらかじめ湯燗器にお湯を少し注いで温めてから、燗をつけるのがポイントです。

価格は、1個1,000円程度です。また、上記写真の国分酒造の陶器グラスは、既に発売されていて、1個700円程度です。
お買い求めご希望の方は、取り扱いの酒販店を紹介しますので、こちらまでお問い合わせ下さい。

尚、グラスにつきましては、ご家庭に似たような陶器グラスがあれば、対応できます。ただ、あまり細いグラスですと、湯燗器のお湯が冷めやすいため、温まりにくい場合があります。また、ガラス製のグラスの場合、お湯で割れる場合がありますので、ご注意下さい。

尚、少しでも早く召し上がりたい方には、下記のような、アルミ製の酒チロリを使えば、1合の場合、2分程度で燗ができます。


いずれにしましても、この秋から冬にかけて、「おいしいお酒を、温めてより一層美味しく」飲むためのツールとして、お使い下さい。