今年(H30年)11月発売予定の「安田」の成分分析結果
昨年(H29年)仕込んだ芋焼酎「安田」は、現在タンクで熟成中で、1年ほど熟成させ、今年の11月頃に発売を予定しています。


 


「安田」独特の香り成分であるモノテルペンアルコール(芋焼酎独特の果実香、柑橘香につながる香りの成分)の分析結果が、今年も、鹿児島県工業技術センターから届きました。

モノテルペンアルコール値は、例年通り、非常に高い数値を示しました。


 
安田(H29)が今年11月発売予定の「安田」で、安田(H28)は昨年11月に発売された「安田」になります。

「安田」は以前より、モノテルペンアルコールの中のシトロネロールという成分が非常に高い傾向があり、シトロネロールについては、昨年を更に少しだけ上回り、過去最高の数値を出しました。

一方で、昨年、異常に高い値を示したゲラニオールとネロールの値が、大きく下がりました。昨年11月に発売した「安田」は、特徴が強すぎるとの意見も時々耳にしましたので、昨年よりは飲みやすい風味に仕上がるのではないかと考えています。
(昨年の分析値が出た時に掲載した文書は、こちらをご覧下さい)

そしてグラフを見て分かる通り、全体的なモノテルペンアルコール値の傾向は、シトロネロールを頂点とした山の形をしており、H27の安田と同じような傾向にあると言えます。


平成30年6月に発売された「flamingo orange」も、「安田」同様、モノテルペンアルコールが、かなり高い値を示しました。
(「flamingo orange」のモノテルペンアルコール値は、こちらをご覧下さい)

「安田」と「flamingo orange」のモノテルペンアルコール値を並べると、以下のようになります。



「安田」の方が、「flamingo orange」よりも、全体的に高い値を示しています。一方で、グラフの形は、「安田」「flamingo orange」ともに、シトロネロールを頂点とした山の形をしていて、同じような傾向が読み取れます。

「安田」は、"蔓無源氏"の芋を2週間ほど貯蔵させてから仕込んでいますが、さつまいもの貯蔵というのは、まだまだ分からないことが多いです。
これからも、いろんなことを勉強しながら、美味しい焼酎をお届けできるように、頑張ってゆきたいと思います。